”コーディング”というのは、WEBサイトを作るためにHTMLとCSSを記述すること。
なので、企業のコーポレートサイトとか、広告のためのLPを作るときにはコーディング作業が必要になる。
でも多くの企業は(特に中小企業は)、自社にデザイナーもエンジニアもいないので、外注でデザインを作って、別の外注でコーディングを依頼してページを作ることになる。
コーディングはプログラミングの中でも、ある程度初歩的なものと言われていて、材料が用意されていて、それを組み立てるだけだから、プラモデル作る感覚(?)で取り組めるみたい。
私は今までライティング案件をランサーズで合計30万円くらい受注した。7年前くらいだけど、当時は受注実績とレビューを評価されて、「認定ランサー」にもなった。
でもライティング案件はやれどもやれども楽にはならなかった。
どうしてライティングは楽にならないか
ライティングは記事を書くこと。ランサーズやクラウドワークスのライティングの仕事を見てみると、テーマと文字数が示されている。
それに則って記事を作成すると、文字単価が0.3円~0.8円くらいで報酬がもらえる。
大体1000文字書いて500円前後。
もちろん、中身の無い内容を思いつきで書いていくには1000文字は長い(そもそも記事の品質チェックで落とされて納品できない)し、調べた上で書くにも1000文字を書くには1時間はかかると思う。
調べる時間はテーマに寄るけど、多いのは「美容系」。すると、美容技術についてググる必要があるし、面白い記事にするには、その技術の意味だけを調べてもだめで、
その技術の仕組みやその技術の前身にあたる技術まで調べる必要がある。大体調べる時間は2時間くらいかかる。結果、3時間かけて500円の売上になる。時給は約170円。
ただ、これを下積みと捉えて、「美容系」キーワードで案件を取りまくっていると、どこかのタイミングで調べる必要が無くなって、書くだけの時間で売上が出せるようになると、最初は想像する。
でも実際は美容系テーマにはキーワードが無数にあるし、「美容系」にこだわって案件を探していると、低単価記事は溢れているが、ある程度条件の良い案件はなかなか無い。
だから、いつも新しいキーワードについて記事を書くことになり、調べる時間と書く時間の両方がコストとしてかかる。すると時給が1000円になることは夢のまた夢。サラリーマン時給の半分くらいだろうか。
コーディング案件は調べいらずで、時給1万円も夢じゃない
では、コーディング案件はどうか?
コーディングはそもそも材料を与えられているから、ある程度案件をこなせばこなすほど、流用が効く。
例えるとプラモデルのパーツはいつも与えられるから、パーツごとの組み合わせや完成図を元に組み立てるだけ。別のプラモデルだとしても、組み立て方にはいくつかパターンがあるし、慣れれば早く組み立てられる。
それでいて、コーディングができないけど、WEBサイトを欲している企業はたくさんいるから、案件がやまほどある。
例えば、2021年5月15日現在で、ランサーズにて、
「美容 ライティング」で検索すると、16,000件ほど案件がある。「多いな」と思うかも知れないが、この中には恋愛系の記事など美容系とは言えない案件も多数含まれている。
さらに先ほど述べたとおり、1ページ目の案件を見ただけでも「ホワイトニング」や「ダイエット」、「スキンケア」などキーワードがバラバラ。逐一調べないといけないことがわかるだろう。
一方で、「コーディングのみ」と検索する。(このキーワードはコーディングだけで対応できる案件を探すことができるキーワード。おすすめ。)
すると、37,000件ヒットする。約2.3倍の案件数だ。
”コーディング”スキルそのものに習熟すれば、この37,000件の案件のうち、1%に対応できるようになると考えても、「370件」が自分の案件になりうる。
ちなみにランサーズは1つの案件募集に対して提案をして、依頼主に選ばれることで対応できる。つまり、コンペがある。正直コーディング案件は人気なので、どの案件もコンペになる。
それでも、コンペ勝率が5%と仮定しても、370件のうち、15件ほどは自分が受けられる計算になる。実績を積めば、勝率が上がることは言うまでもないだろう。
しかも、この37,000件はどれも募集期間が1週間程度なので、概算だが長く見積もっても2.5週間すれば中身が入れ替わる。
つまり、2.5週間後には新たな37,000件のコーディング案件が生まれているかもしれないのだ。
これはブルーオーシャンといってもいいのではないだろうか?
そこで、コーディングをできるようになって、まずは月5万円稼げるようになりたいと思う。
学習方法としておすすめなのは、「ドットインストール」と「progate」だ。ただWEBサイトのコーディングができるようになるのに必要なプログラミングスキルを想像することが難しい。
そこで下記の動画がおすすめだ。
なんとこの動画は、現役フロントエンジニア(コーディングを仕事にしている人)がノーカットでコーディング風景を動画にしている。
これを見ることで、「どんな言語が使われているか」「どんなことをどれくらいのスピードでできるようになればいいのか」がわかるだろう。
また、プログラミングの学習を始めるための目標設定や環境準備などは下記の動画がとても役立つ。
コーディングスキルを学んでいく過程で得た知識や知見はこのブログに書いて還元していきます。